スウェーデンみつけた

ストックホルム在住のPEPEKOです。スウェーデンに関する役立つ情報を発信していきます。。

スウェーデン語学習について

こんにちはPEPEKOです。

私は4年半ほどストックホルムに在住しています。趣味は料理とバードウォッチングです。

今回はスウェーデン語学習についてお話したいと思います。

 

前半は、私が受講してきたスウェーデン語のコースを全て修了するまでの流れについて、

後半は実際にスウェーデン語学習に役立った辞書などのツールをシェアします。

 

スウェーデン語学校修了までの流れ

①SFI  Bコース〜Dコース(初心者レベル)

②Komvux SVA grund 1 〜 4 (小中学生レベル)

③Komvux SVA 1 〜 3 (高校生レベル)

※SVAはSvenska som andraspråkの略名

 

①スウェーデンに初めて来てスウェーデン語が初心者であれば大体の方がSFIという無料のスウェーデン語学校から始めるようです(居住ビザがある方)。コースは2019年の段階ではA〜Dまであって、Dが最終クラスになります。Cクラスを卒業すれば保育士や医療関係など仕事に特化した学校に通いながらスウェーデン語のSFI修了資格を取る別のステップもありますが、私はDコースまで修了して次のKomvux SVA grund 2から始めました。Dまで修了した人は2から始めることができるようです。コースの滞在時間についてはSFIだと先生が判断し、テストを受けて受かったら卒業となります。

 

②KomvuxはKommunal vuxen utbildningの略で各コミューン(=市)が運営している学校です。大学や専門学校に進学したい人などが主に受験資格を取得するためや各教科の基礎的なことを学ぶのに通います。SVA grund 4を修了すればKomvux Svenska som andraspråk 1 の受講資格が得られます。コースの滞在時間についてはKomvuxは5週間と10週間が選べます。2020年の段階では20週のコースもありましたが現在2024年は上記2つの期間のみのようです。

 

③Komvux Svenska som andraspråk 1 〜 3は読み書きがしっかりあります。こちらの1と3のコースは国が運営している Nationella prov というテストをコース終盤で必ず受講します。

www.skolverket.se

 

コースを受ける前に知りたかった事

- 次のコースに上がる時に檄むずかしくなる

先ほども書きましたように①②③とステップがありますが、次のレベルに行く際に予想外に難しくなります。SFIは先生が修了までの期間を決めるので思いの他早く卒業したのですが、基礎ができる時にじっくり時間をかけておくことをオススメします。Dコースでは政治や環境、警察や事件などの社会や仕事に関わる単語を多く習うので、ここは焦らずゆっくりやると後々良いと思います。もし先生にすぐ卒業って言われても、少し粘って居続けてください!w SVA grund 4 から Svenska som andraspråk 1 に行く際も同様にすごく難しくなりますので図書館にある次のレベルの教科書に目を通したりや、TVやラジオなどで慣れ親しんでおくことをオススメします! 

 

- Nationella prov の難易度について

SVA 1と3 で受けるこのテストは、学校で出される課題やレクレーションの体感5倍くらい難易度の高いリーディングテストが来ます。リーディングテストは小冊子10ページほどで長中文が 7〜10作品ほど収録されていました。同じクラスで1番優秀だったオランダ人のクラスメイトも難しすぎると言っていたので本当に難しかったのだと思います。テストは他にライティングとスピーキングがありますが、仮にいずれかを落としたとしても他のセクションでリカバーし合格することができます。毎年ルールもちょこちょこ変わるので時期や学校によっても違ってくるかもしれません。

 

スウェーデン語学習に役立った辞書などのツール

- 辞書

学校で教えてもらったり、自分で見つけた辞書をシェアします。

他にもいくつかありますが、私はこの3つをメインに使っています。

 

lexin.nada.kth.se

Lexinは音声の発音が正確で名詞や動詞の変化が表示画面の上の方にあって見やすくて使いやすいです。(Google翻訳の音声だと正確でないことがよくある)

 

 

sv.wiktionary.org

Wiktionaryは動詞の受動態変化や形容詞の変化について調べる時に重宝します。そのような変化形態についてはLexinには載ってないので探す際には便利です。受動態や形容詞の変化についてはSVA1から習い始めたかと思います。

 

 

svenska.se

こちらはクラシックでオフィシャルなスウェーデン語の辞書で、もう現代の紙のスウェーデン語の辞書に載っていない言葉なども探すことができます。ただ上記2つの辞書と比べて表示が見づらいです。

 

- ツール

もしGoogle Chromeを使っているようであれば、Google翻訳とDeepLの拡張機能がとても助けになります。WEB上でわからない単語に出会した時にその単語を選択すれば音声と翻訳付きのポップアップがその文字の近くに表示される優れものです。とてもめんどくさがり屋な私が重宝しているので、きっとそうでない方はかなりスピードアップして語学も捗ると思います。どちらも無料です。

こんな感じ↓↓

 


 

 

 

 

私はGoogle翻訳は英語に、Deep Lは日本語に設定し2つの言語を見れるように設定しています。本当は一つの拡張機能で2言語表示させて欲しいんですけどね!

 

 

chromewebstore.google.com

 

chromewebstore.google.com

 

 

 

さて、今回はスウェーデン語学習についてお話ししました。

スウェーデン語学習については英語に比べて日本語での情報が本当に少ないのでこれから勉強される方や勉強中の方に役に立てば幸いです。

もし他にも言語学習に便利な拡張機能などありましたらぜひ教えてください。(1つの拡張機能で2言語への翻訳表示が可能なもの情報求む…)

ではまた👋